犯罪捜査や行方不明者の捜索などで活躍が期待される警察犬と、その指導士に警察から嘱託書が交付されました。

高岡警察署から嘱託書が交付されたのは、警察犬指導士5人と、シェパードやラブラドール・レトリバーなどあわせて12頭の警察犬です。

このうち7頭は、審査会や競技会での成績、それに出動実績の優秀な警察犬が選ばれる「指定警察犬」となっています。

(警察犬指導士 盛田昇孝さん)
「行方不明者が出たときに、1人でも多くの人を見つけてあげて地域貢献ができればなと思っています」

警察によりますと、昨年度、県内では警察犬の出動が94件あり、このうち、小林市内では、自宅からいなくなった認知症の高齢女性を警察犬が早期に発見したということです。

今年度、県内では警察犬指導士には30人、警察犬には46頭が嘱託されます。