全日本実業団女子駅伝通称『クイーンズ駅伝』への出場権を懸けた戦い『プリンセス駅伝』が23日日曜日に福岡で行われます。
長崎県内から出場する『十八親和銀行』と『メモリード』2チームの大会に懸ける思いを取材しました。

『十八親和銀行』に名を変えて今回で3回目の挑戦です。

前身の『十八銀行』時代には全日本実業団女子駅伝に13年連続を含め18回出場。
しかし、2016年を最後に出場出来ていません。


キャプテン 光恒悠里選手(24):
「全国的に十八親和銀行に変わったことを知らない人もいるんじゃないかと思うので、ここで私たちがクイーンズ駅伝に出ることで名前がまた広がっていけばなと思います」


吉井賢 監督:
「最後の駅伝前の刺激入れる練習になりますので、しっかり集中して行っていくようにしましょう」


平均年齢は22.5歳。
若いチームだからこその❝勢いとチームワーク”が売りです。


エースは、21歳の北原芽依選手。
全日本実業団女子駅伝、通称・クイーンズ駅伝 出場へのキーマンです。

北原芽依選手(21):
「今の力を最大限に発揮して、1秒でも早く襷を繋げたらいいなと思います」


最年少、20歳の古本紗彩選手はチーム一の努力家でスタミナ抜群。
粘り強い走りができる選手です。

今月1日に諫早市で行われたナイター記録会。
古本は5千メートルに出場し、自己ベスト(16分26秒17)を更新しました。
日々、成長を感じています。

最年少 古本紗彩 選手(20):
「駅伝前に自己ベストを出せたことで自信になりました。自分の持ち味は粘り強いところなのでそこをしっかり活かせるように頑張りたい」

大会を5日後に控えた18日。

「がんばれ~ファイト~」
練習場に、選手の職場の人が応援に駆けつけてくれました。
実業団ならではの光景です。

選手:
「わざわざありがとうございました」
職場の人:
「がんばってください」
選手:
「はい!」


三宅翔子選手(21):
「応援してくださる方々に応えたいって気持ちが強くなりました。元気とか勇気とかを与えられるような走りをして、行員や応援してくださる方々と一緒に喜べたらなと思います」