アスリートが働きながら競技を続けられるよう支援する動きが富山県内で広がっています。

富山県内ですし店などを経営する「ビーライン」(本社:富山市)は、4日会見を開き、すし職人として働きながらアスリートとして競技を続ける「デュアルキャリア人材」を採用したと発表しました。

いわゆる「二刀流」を支援するもので採用されたのは香川県出身のウェイトリフティング選手、花城瑞樹さんと、韓国出身のハンドボール選手、チェ・ウォンジュンさんです。チェ選手は「寿司とハンドボールのどちらも好きで、好きなことに一生懸命に取り組みたい」と決意を述べました。

ビーラインの大坪悟社長は、勤務体系など柔軟に対応しアスリートとしても活躍できる環境を整えたいとして、今後こうしたデュアルキャリア人材を増やしていく方針です。