“トランプ関税”で世界同時株安。ショックは日本でも…。
今夜(4日)、花見客で賑わう目黒川沿いで話を聞くと。
関税でiPhone価格4割↑試算も
保険会社 40歳男性
「お客様と食事する機会が多いので、その部分で例えば食費が上がるとか、そういったところに影響してくるんじゃないかというのはあります」
こちらの花見客はiPhoneの販売価格が気になっているようです。
化学会社 60歳男性
「私、iPhoneのヘビーユーザーなんで。とは言ってもちょくちょくバージョンを変えているわけではないから、まぁ大丈夫かなって思います」
機械輸入販売 57歳男性
「中国製だから基本的に上がるよ。なので、かなり上がるよ。だから、結構キツイと思う」

そのiPhone、アメリカでは価格が4割ほど上がる可能性も…。
ロイター通信は、最新機種のiPhone16の価格799ドルが1142ドルに最大43%も上がるおそれがあるというアメリカの証券会社の試算を報じています。というのもiPhoneの大半は中国で生産されていて、今回、アメリカが中国に適用される関税の税率を54%としているためです。
世界に衝撃を与えた発表から1日。
東京株式市場では9割以上の銘柄が下落するなど大荒れの展開となりました。終値は節目の3万4000円を割り込み、約8か月ぶりの安値に。
ニューヨーク株式市場でも大幅下落となりましたが、この人は強気です。

アメリカ トランプ大統領(3日)
「アメリカ経済はきのう手術を受けた病人なんだ。今後、我が国は好景気に沸くだろう」
また、条件次第では関税の引き下げ交渉に応じるとしています。
アメリカ トランプ大統領(3日)
「もし貿易相手国がすばらしい条件を提示してきたら交渉に応じる」