【出雲崎レトロミュージアム 中野賢一館長】
「マナー違反の事件がありまして…。それに限らず、1年間におもちゃが壊されてしまったとかいろいろあったものですから、それで一度“閉館”をしようと」
2024年12月、来館した子どもが展示物を壊した際にその保護者とトラブルになったそうです。それ以前からも、一部の客のマナー違反行為によるおもちゃの破損などは相次いでいて、被害総額は200万円ほどに上っていました。

そこで、博物館としての在り方を考えるために一度閉館し、新たな対策を取り入れたのです。
「入館する際に同意書を読んでもらって、記入してもらってから入ってもらう…」
入口に『入館同意書』の記入スペースを設け、中学生以下の子どもと入館する保護者に対して、“厳しい誓約”を交わすことにしました。

「壊すことに対して、子どもに責任どうこうというつもりも一切なくて…」
「しっかりマナーを守って入館してもらえたらありがたい」