気象庁は3日、5月初めにかけての1か月予報を発表しました。

向こう1か月の気温は、「平年並み」か「平年よりも高い」見込みで、初夏の汗ばむ暑さとなる日もある見込みです。

春はまだ体が暑さに慣れていないため、夏場ほど気温が上がらなくても熱中症になることがあります。早めの熱中症対策が必要です。

5月初めにかけて高温傾向 GW頃には30℃以上の真夏日も

この先1か月は、全国的に気温が高めでしょう。

北日本・東日本は、平年よりも気温が「高く」、西日本は「平年並みか高く」、奄美・沖縄は「平年並み」となる見込みです。

上空に暖かい空気が流れ込んで、ゴールデンウィーク頃には、最高気温が25℃以上の夏日が続出し、30℃以上の真夏日となるところも出てきそうです。

1週目(4月5日~11日)東日本・北日本は高温傾向 雪解けによる災害に注意を

1週目は、東日本・北日本を中心に高温傾向でしょう。特に、北海道には9日頃から「高温に関する早期天候情報」が発表されており、平年よりもかなり気温が高くなる可能性があります。

気温の上昇で、一気に雪解けが進みます。積雪が多い地域では、洪水や雪崩など、雪解けによる災害に注意してください。

2週目(4月12日~18日)気温は高め

2週目も、気温は高めになるところが多いでしょう。

九州や四国、奄美・沖縄はほぼ「平年並み」の気温で、比較的過ごしやすい日が多くなりそうです。