次男を妊娠した際、妊娠糖尿病に…

父親が糖尿病で幼いころからその予防について意識してきたよっしーさん。

仕事も、体を動かす「スポーツインストラクター」を選び、糖質をとり過ぎない食生活を続けていました。

しかし、次男を妊娠したとき、診断されたのは「妊娠糖尿病」でした。

よっしーさん
「生まれたときは丸々した顔で、これ妊娠糖尿病の結果、巨大児になってしまって。ただ大きいだけじゃなくって、病気の影響で自分で息ができない状態が最初1週間ぐらい続いて」

「妊娠糖尿病」は妊娠中の糖代謝異常で、妊婦の約10%が診断されるというデータも。糖尿病には至っていない状態ですが、高血圧や羊水量の異常を招き胎児も高血糖になる可能性が高まります。

肥大化し生まれた次男はNICUで生後1か月間を過ごしました。

よっしー
「苦しい思いをさせてしまったなって、ずっと申し訳なく思っていたんです」

それから10年近く経った37歳のころ、ついに「糖尿病」と診断されました。

よっしーさん
「家族のインフルエンザがうつって、どんどん体重が減るんですよ。もうおう吐と腹痛でだんだん息も苦しくなってきて、『これ死ぬんじゃない?』と思って、救急に行ったらもう今すぐ入院してくださいと言われて。何も食べてないのに血糖値475もあったんです」