青森県は4日、県内全域に「ツキノワグマ出没注意報」を発表しました。注意報の発表は、3年連続となります。
県の「ツキノワグマ出没注意報」は、クマが冬眠から目覚める時期にあわせて、4月4日~11月30日まで県内全域を対象に発表されました。
その理由について、2024年秋の調査でクマのエサとなる「ブナの実」が豊作であるため、栄養状態が良くなって出産が増え、冬眠明けの母グマがエサを求めて行動範囲を広げる恐れがあるためとしています。
クマの出没が確認されている場所には近づかないこと、クマを引き寄せる食べ物や生ゴミなどを屋外に放置しないことなどを求めています。
2025年の県内の出没件数は、3月末時点で29件となり、前の年の同じ時期より15件増えています。














