EU=ヨーロッパ連合は、アメリカのトランプ大統領が20%の相互関税を課すと発表したことを受けて、「直ちに世界中の消費者を苦しめる」と批判し、「対抗措置を検討している」と発表しました。

EUのフォンデアライエン委員長は、アメリカのトランプ大統領が20%の相互関税を課すと発表したことを受け、「直ちに世界中の消費者を苦しめる」と批判しました。

フォンデアライエン委員長
「何百万人の人たちが物価上昇に直面し、薬代や交通費も高騰するだろう」

フォンデアライエン委員長は、「対抗措置を講じる準備を進めている」と明らかにし、「アメリカと交渉したい」とも話しています。

EUは、鉄鋼とアルミニウムへの25%の追加関税に対し、およそ4兆2000億円の報復関税をすでに発表しています。