トランプ政権は3日、アメリカに輸入するすべての車に25%の追加関税を発動しました。どういったことなのか、改めて整理します。

関税は輸入品に課される税金です。

例えば、日本に住む太郎さんがアメリカのジョンさんから牛肉を輸入する場合です。日本は牛肉に最大22.5%の関税をかけているので、太郎さんは1万円の牛肉を1万2250円で買うことになり、ジョンさんに1万円、関税をかけている日本に2250円が入ります。

そもそも日本はなぜ関税をかけるのかというと、外国からの牛肉がたくさん輸入され、国産牛が売れなくなってしまうの防ぐためです。日本の畜産農家を守るためです。

3日からトランプ政権が25%の追加関税をかけたのは、自動車です。乗用車ですと、現在の2.5%から25%を追加した27.5%になります。

ジョンさんが太郎さんから200万円の乗用車を輸入する場合、ジョンさんはこれまで205万円で買えていましたが、3日から255万円になります。

アメリカ政府に入る税金は5万円から55万円に増えますが、ジョンさんが日本車を買わなくなる可能性もありますし、太郎さんは車を売るために値下げを検討するかもしれません。

このほか、トランプ政権は3日、貿易相手国と同じ水準の関税をかける「相互関税」を課すと明らかにしました。日本に対しては24%、中国には34%、EUには20%などとなっています。