山形県西川町の菅野町長が、男性職員の襟元を引っ張って町長室に連れて行き、誓約書への署名を迫ったとされる問題で、菅野町長はきょう一連のパワーハラスメント疑惑について職員に説明し、謝罪したということです。

この問題は、去年12月、西川町の菅野大志(かんの・だいし)町長が、退職の意向を示していた男性職員に後任が決まるまで仕事に関わるよう求める誓約書に署名を求めた際、この男性職員が拒否したため襟元をつかんで町長室に連れ込むなどしたとされるものです。

男性は現在退職していて、今月1日付で法務局に人権救済の申し立てを行っています。



西川町 菅野大志 町長「未熟なことにカッとなってしまいました」

西川町 菅野大志 町長「人権救済を申し立てた元職員に対してつらい思いをさせてしまったことにお詫びを申し上げます」

きのうの記者会見で菅野町長は事実をおおむね認め、男性に対し謝罪しました。