“トランプ関税”でたまごや小麦が高騰?

出水キャスター:
この関税により、輸出する日本側は痛手となりますが、アメリカ側から考えても、単純に関税が上乗せされて輸入するわけですから、一つ一つの物の価格が上がっていきます。つまりインフレが起こりやすくなってしまうのです。
そうなると食卓にも影響が出ると考えられています。
アメリカでインフレが起こると、▼いろいろな物の価格が上がる▼穀物のトウモロコシも価格高騰?▼日本の養鶏場が輸入するもエサ代が高騰?▼結果、たまごや小麦の価格も高騰する可能性が出てくるのです。
経済評論家 加谷珪一さん:
まだどのように影響が出てくるのかわかりませんが、アメリカは世界の経済の中心なので、アメリカの物価が上がるといろいろな物の値段が上がりやすくなるので、覚悟はしたほうがいいですね。
出水キャスター:
このような不確実性が高い時代、ニクヨさんはご自身の資産をどのように守っていますか?
肉乃小路ニクヨさん:
インフレの時代は、銀行預金のままだと、なかなか金利がつかないような状況なので、インフレに強い資産に少しずつ移していくことが必要になってくるのではないでしょうか。
井上キャスター:
やはりリスク分散なのですね。
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<プロフィール>
加谷珪一さん
経済評論家 元日経BP記者 著書に「貧乏国ニッポン」
中央省庁などへのコンサルティング業務も
肉乃小路ニクヨさん
ニューレディー
銀行・保険会社など金融業界でキャリアを積む
独自の視点で経済・お金・人生観を語る