アメリカ軍の軍用機オスプレイ1機が3月、信州まつもと空港に予防着陸したことについて、松本市の臥雲市長は「どうして起きたのか、明確にしてもらうことが必要」と改めて述べました。

アメリカ軍普天間基地に所属するオスプレイ1機が3月25日、信州まつもと空港に着陸し、2日間駐機しました。

3月28日に防衛省北関東防衛局が松本市に説明に訪れた際、臥雲市長はどのような原因で予防着陸に至ったのか詳しい経緯の公表と再発防止を求めていました。

臥雲市長は2日の会見で、「信州まつもと空港に軍用機が着陸したのは初めてのことで、地元住民にとってはどうして起きたのか明確にしてもらう必要がある」と経緯の公表を改めて求めました。

さらに、「長野県と松本市は空港の発着を増やしていきたいと考えているが、懸念される事故を極力なくしていくことが地元自治体として必要だ。安全安心が担保された上での積極活用でなければならない」と述べました。

アメリカ軍は、予防着陸について「定期訓練中に警告灯が点灯したため、緊急着陸した」と説明しています。