国士舘大学出身の警視庁の警察官が母校の新入生に対し、闇バイトなどに加担しないよう注意を呼びかけました。

警視庁世田谷署はきょう、東京・世田谷区にある国士舘大学法学部の新入生およそ460人に、犯罪に加担したり、巻き込まれたりしないよう、注意を呼びかけました。

呼びかけには同じ国士舘大学法学部を卒業した署員が参加し、「匿名・流動型犯罪グループ」“トクリュウ”が「闇バイト」に勧誘する手口を説明しました。

そのうえで、簡単で高収入なアルバイトはなく、安易に身分証の画像などを送信しないよう呼びかけました。

また、去年12月に大麻の所持や譲渡などに加え、大麻の「使用」が法律で禁止されたことを紹介し、友人や先輩などから大麻を誘われても断るよう訴えました。

警視庁は「犯罪に巻き込まれず、楽しい学生生活を送ってほしい」としています。