発生から6日目となったミャンマーの大地震の犠牲者は、2800人を超えました。連日の余震と過酷な避難生活で被災者の疲労も色濃くなっています。
「崩れるぞ」
辺り一面を覆う砂ぼこり。先月28日の地震で、中部マンダレーにあるマンションが倒壊した瞬間の映像です。11階建てのマンションは、4棟のうち3棟が跡形もなく崩れました。ここでは少なくとも15人が死亡。日本人1人を含む、多くの住人の安否が分からなくなっています。
記者
「マンダレーの郊外では、地震で亡くなった犠牲者の火葬が行わています。家族の人たちも集まっています」
郊外の火葬場には、連日、多くの遺体が運ばれています。軍事政権はさきほど、地震による死者が2886人になり、3000人を超える可能性があると発表。負傷者は、日本人2人を含む4600人以上にのぼり、373人の行方が分かっていないということで、各地で懸命の捜索活動が続いています。
そして、大きな課題となっているのが被災者のケアです。
記者
「マンダレーでは連日、気温が40℃を超えていて、非常に強い日差しが降り注いでいます。こちらの広場には多くの市民が避難しています」
家を失った人や余震におびえるたくさんの人たちが、広場にテントを張って過酷な避難生活を送っていました。
避難している人
「私は82歳。(隣の家が)倒れてきたら逃げ出せない。足が悪いから」
「日差しが強い。蚊に刺されるから蚊帳が必要です。ここも暑くて長くいられない。トイレは不便だしシャワーも浴びられない」
日中の気温は40℃を超える暑さに。ボランティアが、飲み物を配るなどサポートしていますが、被災者の疲労は色濃くなっています。さらに、電気や水道が通っておらず、衛生環境の悪化で、感染症のまん延も懸念されます。
地震の発生から6日。現地では各国の救助隊が活動を続けていますが、日本政府が派遣した、被災者の診療や感染症予防にあたる緊急の医療チームがきょう、最大都市ヤンゴンに到着しました。
また、林官房長官は、およそ9億円の緊急無償資金協力を国際機関を通じて行う用意があると表明しています。
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