「福島への恩返し」

現役引退後は、指導者として子どもたちにサッカーを教える活動を行う萬代さん。福島で大会を開催した理由は「育った福島への恩返し」だと話します。

萬代宏樹さん「この福島で、僕はサッカーを始めて福島で育てられてプロになれたので、小学生年代の選手たちが盛り上がったり、パワーをつけたりレベルアップしてほしいなということで始めた」

郡山市から参加した子ども「(県外のチームは)強いから、その分自分たちもレベルアップできるから楽しい」
埼玉県から参加した子ども「色々な県のチームと戦えて、誇りに思う」

萬代さんは今後も福島でサッカーの大会を定期的に開き、いずれは日本代表に選ばれるような選手が現れてほしいと期待を寄せます。

萬代宏樹さん「このBANDAICUPに出場した選手が、今後10年後プロになっているような大会にできればと思う」

子どもたちはもちろん、萬代さんのJリーガー時代を知る保護者たちも嬉しそうでした。この大会に出た子どもたちからいつか、萬代さんのようなストライカーが生まれるかもしれません。