続いて、感染症情報です。
山形県内最新の新型コロナウイルスの患者数は138人で、前の週より18人増えました。
また、子どもに多く見られる「りんご病」の感染者数が増加していて、県内の3つの保健所管内で警報レベルとなっています。
県衛生研究所によりますと、先月24日から30日までの1週間に県内40の定点医療機関から報告があった新型コロナウイルスの患者数は、前の週より18人多い138人でした。
1定点あたりの患者数は3.45人です。
保健所別では、村山保健所で37人、庄内保健所で31人、置賜保健所で29人などとなっていて、山形市以外のすべての保健所管内で増加しています。
また、県内25の小児科定点医療機関から報告があった「伝染性紅斑」いわゆる「りんご病」の患者数は40人で前の週より増加しています。
保健所別では村山保健所で18人、山形市保健所で14人、置賜保健所で8人となり、警報レベルとなっています。
「りんご病」は微熱やかぜの症状などがみられ両頬に赤い発しんが出るのが特徴で、0歳から9歳の子どもに多く発症するとされています。
県では引き続き、石けんでの手洗い、換気、適切なマスクの着用、室内では適度な湿度を保つことなど、感染対策を呼びかけています。