「高輪ゲートウェイシティ」どんな街づくり?

――JR東日本にとっても一大プロジェクトだと思うが、どのような街づくりを目指すのか。

株式会社ルミネ 表輝幸社長:
あそこは100年先の未来を豊かにするための壮大な実験場。

――100年先の未来とは何か。

株式会社ルミネ 表輝幸社長:
JRはインフラ企業であるため、将来のために何をすべきかをしっかり考え、街づくりをやるにしてもこういう街づくりをするべきではないかと。

1872年に新橋・横浜間で開業した日本初の鉄道では、高輪で海の上に築堤を作り、その上を列車が走った。

――150年前は鉄道という新しいイノベーションで国家を切り開く決意を示したと思うが、今回の100年先を見据えたプロジェクトとは何を意味するのか。

株式会社ルミネ 表輝幸社長:
今、若者に聞いても将来に対して不安を抱えている。日本は課題先進国と言われ、さまざまな社会課題や地球課題がある。それを解決しながら未来を切り開く新しい社会作り、未来作りのイノベーションを起こしたいと思っている。

――巨大な街にはホテルやオフィス、商業施設だけでなく、学校、保育園、文化施設、コンベンションセンターなどあらゆるものが入っている。

株式会社ルミネ 表輝幸社長:
本当に巨大な街である。周辺には住宅地も多く残っている。街だけが特別に活気づくのではなく、地域と一緒に未来を作ろうとするコミュニティを築くのが、高輪の街の挑戦。

――その中でルミネが出店すると、商業施設として街全体の顔になる。何を最も意識しているのか。

株式会社ルミネ 表輝幸社長:
人生の新しい扉を開く、そのきっかけを作れる顔にしたい。