■旅行代に加え「プレミアム付き食事券」も販売再開

それ以外に「Go To Eat」もあります。これは多くの自治体が予算額をすでに使い切ってしまっていますが、東京と大阪は残っているということで、東京では約2年ぶりの再開となります。



10月26日から販売再開される「プレミアム付き食事券」を購入すると、25%お得になります。これは紙(1万円購入で1万2500円分)でも購入することができますし、デジタル(8000円購入で1万円分)でも購入することができます。
都民に限らず購入できますので、他の地域から東京に来て旅行を楽しむ際に、旅行代に加えて飲食店もお得に利用することができます。

ホラン千秋キャスター:
今、本当に様々な部分でこういったお得な支援策があるので「あれ?何があったっけ」「これどう活用すればいいんだっけ」というのを本当に整理しておかないと、有難いくらい混乱することになりますよね。

「食べチョク」代表 秋元里奈さん:
複数あるので、どれ使ったらいいんだっけみたいに、ちょっとわからなくなってる部分もあるので、旅行にいくときに調べたいなと思っています。うちの社員とかでも最近すごい休みをとって旅行をする人が増えてきたなという感覚があるので、旅行機運がすごく高まっているなというのを肌で感じますね。

ホランキャスター:
気持ち的なところでもそうですし、この世の中の空気感的なところでも何かしやすいという環境が整ったのかなという感じもありますよね

秋元さん:
そうですね。やはり割引があるからっていうのもありますけど、それ以上に、例えばみんなが「旅行に行ったよ」とかをSNSで大々的に言えるようになって、行ってる人の様子が見えるようになって、行きたいって気持ちが盛り上がるポイントがすごい増えたなっていうのは感じますね。

■「これまでよりも予約しやすいのでは…」事業者側の対応は?



井上キャスター:
これからどんどん経済が回っていくわけですけれども、事業者の皆さんも対応に追われています。
航空・旅行アナリスト鳥海高太朗さんに話を伺うと「これまでよりも予約しやすいのでは。複数の旅行サイトで予約する、ホテルに直接予約するなど、色んな予約方法を試すと予約できると思います」ということでした。東京ではまだ予算額も余っていますので、ある程度スムーズにいくのではないかということです。

では、事業者側の対応例です。
「ホテル椿山荘東京」では新たに3つのプランを用意しています。告知準備のため、10月20日からの適用はせず、24日から販売開始予定です。詳細はお出掛けになる場所のホームページなどをチェックしていただくのが一番いいかと思います。

他にも、人力車・着物レンタルなどの「時代屋」では、クーポン加盟店に申請するも東京都から登録完了の連絡がまだないということで、10月20日には間に合わず、開始時期は未定だということです。このあたりも随時チェックしていただければと思います。


ホランキャスター:
こういった部分の登録などが集中している可能性がありますね。私達からすると利用できるので嬉しいなっていうところありますけど、事業者の皆さんからすると準備で大変なのよっていう声もわかりますよね。

秋元さん:
どうしてもオペレーションの部分は大変なのかなというのは思いますが、これまでも2年間ずっと冷え込んできたというところから、またインバウンド復活しつつありますし、そういう意味では大変だけど、これを乗り越えたらポジティブになるっていうのが見えているので、そういう意味では良い大変さなのかなと想像できます。