子どもたちが平和の尊さを学びました。
宮崎県宮崎市の小学校で、戦争体験者が児童たちに当時の状況を語りました。

19日は大久保小学校を宮崎市の那須道子さん(83歳)が訪れ、6年生の児童およそ20人に自身の戦争体験を話しました。

那須さんは、戦時中、頭巾をかぶって登校していたことや防空壕に避難した時の様子を紹介。

また、子どもたちに伝えたい思いをパネルにして一緒に読み上げました。

(語り部・那須道子さんと児童たち)
「死んでいいという命はない。死なせていいという命もない」

(児童)
「戦争はやってはいけないことだとわかってよかったです。知覧のところに行くときにこの学習を生かして考えてみたいです」
「戦争のことや命のことなどがわかりました」

県では、今年度、30以上の小中学校でこうした講話や朗読劇を行うことにしています。