鹿児島県教育委員会の辞令交付式では、地頭所恵教育長が昨年度、28件と過去最多になった教職員の懲戒処分に触れ、信頼の回復を呼びかけました。

(県教育委員会・地頭所恵教育長)「不祥事は絶対にあってはなりません。県民の信頼にこたえなければならないことを肝に銘じてください」

少子化が進む中、今年度、県内の公立小中学校・高校などに、昨年度より55人少ない544人の教員らが採用され、1人ずつ辞令が交付されました。

(宣誓)「誠実、公正に職務を執行することをかたく誓います」

(肝付町・高山中学校へ)「子どもたちを希望で照らしたいと思い、中学の先生を志望した」

(南薩特別支援学校へ)「愛情と情熱をもって真摯に取り組む先生になりたい」

(鹿屋農業高校へ)「(不祥事について)自分事として考えることが大事だと思う。朝出勤の時などに常に心にとめながら生活したい」

職員は1日から各学校などに赴任しています。