新年度に入り、県警察本部は組織改編を行いました。

いわゆる闇バイトなど重大な事件の捜査体制強化や災害対策に重点を置いた新たな部署が作られています。

きょう発足した「捜査支援分析課」は、刑事部に作られたもので、近年増加するいわゆる闇バイトに関連する事件や広域犯罪などの重大事件を担当する部署です。

これまで捜査分析を行っていた専門家、およそ40人で構成されています。

分析技術を結集することでより迅速に事件に対応することや、より高度な分析を行うことが狙いです。

今後、防犯カメラの映像を解析する専用パソコンの増強を行うほか、ドローンの導入も予定していて、広範囲な現場への対応力にも期待されています。

また、この機材を用いて大規模火災などにも対応していくということです。

県警本部 水庭誠一郎 本部長「犯罪の抑止と検挙に大きく貢献し県民の安心安全の確保のため、ご健闘ご活躍することを期待しています」