■「押すなよ!押すなよ!」って言ってるみたい?でもデビュー決定!
母親のカルーアと一緒にプールへと向かいます。
深さ1メートルほどのプール。プラスチックのケースとは違って警戒しすぐには、入りません。


1回目は、プールに入らず失敗に終わりました。
その3時間後、再び挑戦です。次は、赤ちゃんだけで挑戦します。
うみの杜水族館 寺沢真琴さん:
「ちょっとお母さんが大丈夫かと気にしてお互いにいたので、そこも安心してもらいながら行けるようにするというのもそうですし、怖がりながらも浅瀬の水の入ったところでピチャピチャと、前脚を入れてみたりとか水面に鼻先を水の中を確認したりしていた」


はたして、赤ちゃんはプールに入ることができるのか飼育員たちも見守ります。
おそるおそるプールをのぞき込み、入りました。

でも、おぼれているようにも見えますね。

そのまま2回目に挑戦。プールに飛び込んだ?!


落ちたようにも見えますすね。赤ちゃんの「押すなよ!押すなよ!」って声が聞こえてきそうでした。


うみの杜水族館 寺沢真琴さん:
「すごくよかったなあと思います。そのあとも自分で上がれるところを探して、手から上がっていったので、ちょっと上手かなと思いました。このまま順調に慣れてくれたらいいなと思います」

トレーニングの甲斐もあって、赤ちゃんの一般展示、デビューする日も10月24日に決まりました。

うみの杜水族館 寺沢真琴さん:
「うみの杜で哺乳類で初めて生まれた赤ちゃんなので、今後、うみの杜のスターとして、みなさんに愛されるような存在になってくれたらいいかなと思っています」

仙台うみの杜水族館で生まれたオタリアの赤ちゃん。10月24日のデビューが楽しみです。
