イベント開始 秋山さんは「駄菓子おじさん」に変身!

いよいよ、イベントのスタートです。

「今から大運動会始めます。宜しくお願い致します」
「スタート」

玉入れや障害物競争など様々な催しを楽しみながら、駄菓子が配られていきます

「いえ~い」
「ずっこけたんやけど」

秋山さんは「駄菓子おじさん【画像⑧】」に扮して、何の駄菓子が描かれているかを当てる、クイズ形式の紙芝居を披露しました。

【画像⑧】

(秋山秀行さん)
「ミルクボーロ。正解、みなさん拍手。一発であたりました」

ー駄菓子もらってどう?
(参加者)
「幸せ」
「うれしい。お菓子いっぱいもらえたから」

大人たちにとっても、特別な時間になったようです。

(参加した保護者)
「私自身は珠洲市にいるんですけど、家の中がぐちゃぐちゃになって住める状態ではなくなりました」

「大変だったけど、こうやって子どもたちと一緒に笑顔になれてよかったなと思います」

(参加した保護者)
「地震が怖いといって、あんまり一人では出歩かないし、恐怖心がすごいんじゃないかな。笑顔が見れて本当にいいイベントをありがとうございます」

「がんばれます。私たちも。そうだね。笑顔を見られれば、どれだけうちら辛くてもね、子どもが元気なら大丈夫」

【画像⑨】

(DAGASHIで世界を笑顔にする会代表理事 秋山秀行さん)
「イベントが最近増えているというものの、笑顔を求めているというかね、そういう姿勢はこちらも感じていてね」

「まだまだ自分のために応援してくれる人がいるという活動は、ずっと続けていきたいと思いますね」

地震発生から1年あまりが経ちますが、復興道半ばの被災地・能登です。それぞれの立場でできることがある。参加者がそんな思いを強くした一日になったようです。