地元の医学部を受けたものの「3浪」 4回目に“捨て身”の合格

櫻庭彰人さん
「小学校・中学校・高校まではずっと、周りから頭が良いねと言われてきました。自分はやればできるんだって思っていましたから、自分は全然できない人間なんだっていう、正直言うとめっちゃつらかったですね」

3度の浪人生活を経て東京の大学に合格。家族や友人の支えもあり、何とか医学部に入ることができた。

櫻庭彰人さん
「小中高と、ずっと一緒にいた友達が励ましの手紙を送ってくれてたんです。それが本当に支えになりました。めちゃめちゃ」

大学を卒業後、同じ大学の病院で研修医として2年働いた。その時に自分の専門を決め、消化器科の道へ。

櫻庭彰人さん
「消化器ができれば、いろんなところで活躍できるんですね。なのでそういう活躍できる科が良いと思って、内科しかも消化器内科を選んだのです」

そして大学病院の医師として勤務。そこで出会った教授からの影響で、医師としての自分を確立する。