100人に1人いるとされる「吃音症」 障害と向き合ってこれからの夢へ

吃音の症状がある人は全国に約120万人。約100人に1人いるとされています。
三浦さんは、自身が小学3年生から悩んできた体験も踏まえて、今回はクイズ形式で吃音がある人がしてもらえると「うれしい対応」を説明しました。

岩手県から訪れた人は
「自分も吃音を持っているので、こういうことをしているのはすごいと思った。自分だったら、そういうことをやろうと思いつかなかったので、すごくいいことだと思う」

訪れた人は、三浦さんへ温かな激励のメッセージをつづり、贈ってくれました。その触れ合いを通して三浦さんは、「吃音」へより向き合えるようになり、これからの夢も大きく膨らみはじめたといいます。

弘前医療福祉大学 3年 三浦聡一郎さん(21)
「言語聴覚士を目指していて、直接的に吃音の人を治療するわけではないにしても、吃音の人を支えられる職種に就けたらと思います」

吃音を受け入れてくれる「周囲の人々」と「社会の理解」。
そのどちらも、暮らしやすい豊かな社会には欠かせません。