漁師は“ビワマスブーム”に困惑

一方、漁師は戸惑いを隠せません。琵琶湖での漁で生計を立てている谷口靖さんです。
(琵琶湖の漁師 谷口靖さん)「今年は少ないんですよ、めちゃくちゃ。釣り場に船が多く押し寄せてくると、釣りにくいんですよね。釣っていても後ろから入ってこられたりとか、前にガッと入ってこられたりとか、そういうのがよくあります」
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ビワマス釣りが許可されているのは、▽漁師、▽業者が一般客を乗せる遊漁船、▽個人で船を所有しているプレジャーボートの使用者です。
県はビワマスを保全するため年間漁獲量を53トンと定め、うち、漁師は63%、遊漁船業者は15%、プレジャーボート使用者は22%とそれぞれの漁獲割合の目安を算出しています。
しかし、プレジャーボート使用者が急増したことで漁獲量は増加。2022年12月からのシーズンでは、プレジャーボートの割合は36.6%に上昇。一方、漁師は43%に減りました。
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漁師の谷口さんは取材した日も場所探しに苦労していました。漁に出て3時間が経過したころ、ようやく最初の当たりが…。しかし30cm以下のためとることはできず、4時間漁に出て、釣れたのはたったの2匹でした。
谷口さんは、そもそも琵琶湖で魚の餌となるプランクトンが減り、ビワマス自体が減っていると感じています。ただ、今のビワマスブームが漁獲量の減少に拍車をかけた、とも思っています。
(琵琶湖の漁師 谷口靖さん)「きょうは渋かったですね、大変渋かったです。きょうみたいに少ない日はやっぱりありますね」














