下痢や嘔吐などの症状が出る感染性胃腸炎の患者数は229人と前の週より減少していますが、地域別では山形市、最上、庄内で増加しています。
県では、石けんでの手洗いなど感染対策を呼びかけています。
県衛生研究所によりますと、今月23日までの1週間で県内25の小児科定点医療機関から報告されたノロウイルスなどが原因の感染性胃腸炎の患者数は、前の週より7人少ない229人です。
1定点あたりの患者数は9.16人です。
保健所別では山形市60人、庄内59人、置賜50人、村山44人、最上16人と、山形市、最上、庄内で前の週より増加しています。今年に入り、感染性胃腸炎の患者数は全国で増加傾向にあり、県内でも2月中旬から高止まりが続いています。
感染性胃腸炎は、嘔吐物や便などから感染が広がるとされています。
県では、トイレのあとや、便や嘔吐物の処理のあと、調理や食事の前には、石けんを使い手を洗うよう呼びかけています。
また、最新のインフルエンザの患者数は、前の週より24人少ない79人でした。
3月に入りインフルエンザの患者数は減少傾向にありますが、手洗い、換気、適切なマスクの着用など引き続き、注意が必要です。
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