秋の九州高校野球に出場する宮崎県の代表校を紹介します。
今回は、県大会準優勝の高鍋です。投打のバランスがとれた全員野球で25年ぶりのセンバツ出場を目指します。

左腕のエースに頭脳派のピッチャー


伝統のユニフォームに身を包んだ高鍋ナイン。
秋の県大会では、決勝で敗れたものの準優勝。23年ぶりとなる九州大会出場を決めました。

今年のチームは、投打のバランスのよさが特徴。
守りでは、県大会5試合でエラーは3つと堅い守備を誇ります。


チームの柱は、サウスポーエースの山床志郎投手。県大会では、多彩な変化球とコントロールを武器に5試合に登板し、うち3試合で完投しました。

(高鍋 山床志郎投手・2年)
「バックを信じて、打撃に流れが来るようなピッチングを心がけている」


そんなエースを支えるのが、キャプテンでもある森下謙信投手。
頭脳派のピッチャーで、県大会の初戦と決勝では、2番手としてマウンドに立ちました。

(高鍋 森下謙信主将・2年)「志郎ははいつも最高のピッチングをしてくれるので安心して見ているが、自分にも回ってこいみたいな、いつでもどんとこい!みたいな」


(高鍋 山床志郎投手・2年)
「時には頼って、それでもやっぱ自分がエースとしてチームの勝利に貢献するっていう気持ちで頑張っている」