岡山県倉敷市の倉敷美観地区で整備が進められてきた“児島虎次郎記念館”が、来月3日のグランドオープンを前に報道陣に公開されました。

記念館は、日本を代表する印象派の画家で、大原美術館の絵画の収集にも尽力した児島虎次郎を顕彰する施設で、2020年から整備が進められてきました。

銀行として使われていた2階建ての建物を改装したもので、3つの展示室には児島虎次郎の油絵のほか、海外で虎次郎が集めた古代エジプトの美術品などあわせて54の作品が展示される予定です。

(大原芸術財団 森川政典事務局長)
「児島虎次郎の誕生日(4月3日)に記念館がグランドオープンするのは、職員・従業員一同喜びでいっぱいです」

児島虎次郎記念館のグランドオープンは来月3日で、大原美術館の入館券で観覧できるということです。