新潟水俣病の被害者の救済に長年取り組んできた新潟水俣病共闘会議の議長で弁護士の中村洋二郎さんが亡くなりました。89歳でした。

新潟水俣病共闘会議によりますと、中村洋二郎さんは今月8日ごろ病気のため、新潟市内の自宅で亡くなったということです。89歳でした。

中村さんは1967年から始まった新潟水俣病の被害者による公害裁判で第一次訴訟から携わり、

2010年には新潟水俣病共闘会議の議長を務め、長年に渡って被害者の救出や公害の根絶に向け力を入れてきました。

【新潟水俣病共闘会議 中村周而 議長代行】「貴重な先生を失った残念な気持ちでいっぱい」

共闘会議は今後も中村さんの遺志を継いで解決に向け取り組んでいくとしています。