その大和は閉店が決定。

悩んだ末、慣れ親しんだ古町にある地下街を再出発の場所に決めました。

【折笠雄司さん(当時)】
「銀行にも借金がある、どうせ苦しいんだったらローサでやってちょっとでも徐々に返していく方の道を選んだ」

「大和はきょうで終わり、今度はこれからローサ」と妻と2人、西堀ローサで再出発しましたが、移転から15年。

今度は西堀ローサが営業を終了することになったのです。

「今日はあいにく雨になりましたけどね、寒くなりましたけどね、どうぞ寄ってみてください、いらっしゃいませ」

「最後の最後ということで、なんていうのかな…来てほしい」
「売り上げどうのこうのじゃなくて、やっぱりちょっと寄って行ってもらってね」

あいにくの悪天候で、心配でしたが…

「いらっしゃいませ、どうぞ!」

【中学の同級生で常連客】
「本当にアットホームな感じで、奥さんも気さくでいろいろ話して、ご主人には言えないようなこととか言って…」
「本当に近所のお家みたいな感じ」