青い森鉄道は、今年度の事業収支が1430万円の黒字となる見込みだと発表しました。ただ、年末年始の大雪による運休などの影響で鉄道事業の収支は前年度割れに転じたということです。
青い森鉄道は26日に開いた取締役会で、今年度の事業収支見込みを発表しました。
それによりますと、今年度は収入が約85億3900万円に対して支出が85億2400万円あまりとなる見込みです。
このため、損益は1430万3000円の黒字で、前の年度に比べて71万円ほど増額することが見込まれています。
ただ、事業別では、鉄道事業は年末年始の大雪で発生した運休などの影響を受けて前年度割れに転じたということです。
青い森鉄道 東 直樹 社長
「特に千曳駅で大雪が発生して、そこで止まることが多かったので、千曳駅に新年度、カメラを設置して降雪状況を確認する。除雪車を雪が降るときは毎日運行させていきたい」
青い森鉄道は来年度、複数の駅にカメラの設置を増やして、さらに細やかに除雪計画を立てる方針です。