花粉症が悪化することも 「黄砂も粒子が小さく、風の強い日などは長い期間飛んでしまう」

新潟でも…

「(黄砂対策)洗濯物は外に出しません。娘がアレルギーを持っていて、敏感」

この黄砂は、花粉症の人たちにさらなる追い打ちをかけるかもしれません。

都内のクリニックを取材すると…

「今年、症状はどうですか?」
「いいよね?」
「うん」
「だいぶ効果は出てきた感じはあるが、ひどい日は朝グシュグシュ」
「お鼻の中、診ますね。花粉が凄く飛んでいるし、黄砂も飛んでいるから鼻は多少やられている」

8歳
「(Q.鼻水出る?)鼻水が夜出て眠れない」

院長は、黄砂が飛ぶと花粉症の症状が出やすくなるといいます。

ハピコワクリニック五反田 岸本久美子 統括院長
「ただの花粉よりも黄砂などがたくさん付いた花粉の方が重いので、地上に落ちやすい。花粉症の症状も強く出るという報告もある」

また、スギ花粉が多く飛び散る時間帯に関係なく注意が必要だといいます。

ハピコワクリニック五反田 岸本久美子 統括院長
「黄砂も粒子が小さいので、風の強い日などはたくさん、長い期間飛んでしまう。スギ花粉のピークが過ぎた後も、大気中に(黄砂が)飛んでいると思った方が良い」

「濃度の濃い」黄砂は、26日も各地に飛来する見通しで、東日本から西日本にかけて注意が必要です。