去年7月の大雨から8か月。

酒田市では地域の公民館などで「ふるさとカフェ」という催しが開かれていて被災者の心の拠り所になっています。

去年7月の大雨で氾濫した酒田市の日向川。

大雨から8か月。落ち着きを取り戻した日向川ですが当日は氾濫危険水位を超え午後7時ごろには警戒レベル5の「緊急安全確保」が発令されました。

現在でも地区の畑には流木が残っているなど被害の大きさが伺えます。

マッサージを受ける参加者「とっても気持ちいいですよ。人に触られることってホントきもちのいいことだ」

こうした中、酒田市社会福祉協議会では被害にあった人の生活再建を助けようと、特に被害の大きかった地域で月に1回程度「ふるさとカフェ」という相談会を開いています。

保健師が住民に健康の不安を聞いたり、専門家に空き家や相続問題など複雑な生活にまつわる事を相談したりできます。

行政書士「被害を受けて例えば自動車が流された・故障したなど補助金の制度や廃車手続きは行政書士が力になる」

参加者「水害とか色んな被害があると不安なんですよ。だからここに来て皆さんとお話して少しでも助けてもらえたらという思いできました」

大雨被害で一度離れたものの、徐々に地域に戻ってきている住民。「ふるさとカフェ」の存在は集まるきっかけ作りになっています。

「こんにちは~」

外で遊んでいた子どもたちも加わってなんだか賑やかになってきました。

このふるさとカフェは来年度も各地で開かれ、大雨被災者を支えていきます。