“野球の怖さ”を背負って戦うシーズン開幕へ 優勝はどのチームの手に?
―――阪神はドジャースとカブスに勝ちましたが、選手らは「俺たちドジャースに勝ったんだ」と、少しあぐらをかいているような気持ちになってることはないですか?
「オープン戦が終わり、28日に開幕です。開幕までの数日間で気持ちが180度変わります。開幕モードに入ったときに、選手1人1人が“野球の怖さ”というものを背負って戦いにいくんですよ。ドジャースやカブスの試合のときは野球の怖さを背負っていません。阪神ファンの期待だけを背負って戦っていましたけど、これから始まるペナントレースは、本当の意味の野球の怖さを背負いますので、目の色が変わりますから。今調子がいいとか悪いとか全く関係ありません」
―――それを踏まえて、掛布さんに今季の順位予想をしていただいたところ、3位がDeNA、2位が巨人、そして1位が阪神としていますね。
「丸佳浩選手のけががなければ1位を巨人としていました。巨人は序盤、苦しくなるんじゃないかなと。DeNAはトレバー・バウアー投手の復帰が怖いんですけど、桑原将志選手という昨季の日本シリーズMVPが骨折したんですよ。このあたりで、序盤は阪神が一歩リードをして、そのままゴールテープを切るんじゃないかなと思います」
(2025年3月24日放送 MBSテレビ「よんチャンTV」より)