マイナンバーカードと運転免許証の一体化が新潟県内の免許センターでも始まりました。一方、午前中には一時、機器の不具合も…。
聖籠町にある運転免許センターです。

すでに免許証を持っている人を対象にした一体化の受け付けが午後1時に始まりました。

【新潟市 北区 70代】「マイナンバーと保険証は紐づけしてあるから、この先便利のために」

今後、免許証は
(1)「マイナ免許証のみ」か、
(2)「マイナ免許証と運転免許証」の2枚持ち、
(3)「運転免許のみ」の3つから選ぶことができます。

「マイナ免許証」にすると名前や住所が変わった場合、自治体への届け出のみでOKに。

また優良と一般のドライバーは、免許更新時の講習をオンラインで受けられるようになるほか、免許の新規取得や更新時の手数料が800円ほど安くなるということです。

さっそく一体化の手続きを終えた人は…
【新発田市から 80代】「1つでいいわけだ。今まで2つがそれが1つでできる、それはいいことだなと思う」

一方、一体化には注意点もあります。
【県警本部 運転免許センター 石橋壮一郎 免許企画官】「現時点では、マイナンバーカードの更新期限が近い方は免許情報を書き込んだ後にマイナンバーカードを更新してしまうと、書き込んだ免許情報が新しいものに引き継がれない。要は消えてしまうという形になっています」

こうした中、免許センターによりますと、24日午前、免許センターと県内の各支所で運転者管理システムに一時的に負荷がかかり、処理に時間がかかった時間帯があったということです。

原因は不明で、一体化との関連は分かっていないということです。
