【ポイント2】会社員は損をする?しない?「国民年金」の底上げに「厚生年金」の財源活用を検討

 2つ目が、国民年金の底上げに厚生年金の財源を活用するという議論です。厚生年金は加入者も多いため(約4600万人)、その“潤沢”な積立金を財政状況が厳しい国民年金に回そうというのです(※国庫で負担という案もあり)。ただ、会社員としては「せっかく厚生年金を納めてきたのに、自営業の人の年金にも使われるの?」という疑問も出てくるでしょう。

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 これについて床田氏は「確かに国民年金に回さなかったらもらえていた水準よりは厚生年金が減るが…」と前置きしつつ、「一般的な世帯収入ならあまり影響はない」と指摘します。