■応援に駆け付けた地元のダンスチームも初甲子園に挑んだ

アルプススタンドには、チームカラーの青で染め上げて初戦突破を後押しした大応援がきていました。彩りを添えたのが、名護市で活動するダンスチーム、ハニーズのメンバーです。



幼稚園児から、大人まで、北部のチアダンス好きたちが集まるグループ。

吉田加奈子代表
「来週出発です、で試合が21日ね。なので、もう、20曲あります。全部で。当日までにみんなで力を合わせて、完成していきましょう」

これまで、県内でのパフォーマンス経験はありますが、県外に出ての応援はハニーズとしても初めて。まだ創部まもなく、甲子園経験がなかったエナジックスポーツから、地元の子供たちに応援してほしいと初めての甲子園応援をお願いされました。

吉田楽々さん
「甲子園はあまり見たことないんですけど、めっちゃすごいところっていうイメージはあります。あまりチアダンスやっている子でもこういう機会は少ないから、自分たちの持っている力をいっぱい出していきたいです」

津波彩葉さん
「すごい、変な気持ちっていうか、こんな地元、身近なところから甲子園っていうワードが聞けるのがすごくビックリな感じ。」

慣れない県外での応援ですが、舞台は、全国から大きな注目を集める甲子園。小中学生のメンバーにとって、ドキドキワクワクのビッグイベントです。ついに甲子園入りの時を迎えました。



津波彩葉さん
「どこ見ても人ばっかりで、めっちゃびっくりしました。もう全力で応援出来るように頑張りたいです」

吉田楽々さん
「とても広い場所だし、私が踊った中では一番人がいるところだったのでとても緊張しました。ここまでこられて、嬉しいです」
「自分が野球を応援するのを忘れるくらいもう自分の時間に入って応援してとても楽しかったです」

幼いころからの夢舞台、甲子園でハツラツとプレーする球児たち。
ハニーズのメンバーも、全力でアルプスから後押ししました。



砂川誠吾主将
「地元の方だったり自分たちを応援してくれる人がたくさんいるなと改めて感じました。1勝でも多く勝って、色々な方々に恩返し出来たらなと思います」

選手たちを後押ししたおよそ2時間のステージは、球児に負けない輝きを放っていました。残念ながら「ハニーズ」のメンバーは2回戦の応援には来られないそうなんですがその思いも背負って、選手たちは来週の火曜日、智弁和歌山との2回戦に挑みます。