長崎県佐世保市浦頭港に計画されている「灯籠タワー」を増設する予算案について、佐世保市議会は、事業を進める問題となっている維持費を下げる策を今後も検討する、という付帯決議をつけて可決しました。

佐世保市浦頭のクルーズ船施設に設置されている「灯籠タワー」。台風で提灯が破損する被害が出ていて、今後予定通り2基目3基目のタワーを増設した場合、維持費が膨れ上がることが懸念されています。

佐世保市は提灯の材質を強化し、タワーの高さを低くするなど計画を変更したうえで増設の予算案を提出していました。

これについて審議してきた佐世保市議会の委員会では、港の賑わい創出というコンセプトには理解を示しましたが、提灯の維持費を下げるためにまだ検討が必要として、耐久性、維持費の調整を行いその結果について議会の承認を得るという付帯決議をつけることを報告。

21日の最終本会議で1億6千万円の予算案が可決されました。