個室の中で防音用のイヤーマフをつけて勉強
たか子さんが高次脳機能障害と診断されたのは事故から4年後のこと。
今月から、ようやく本格的な検査やリハビリを受けられるようになったといいます。

そうした困難と向き合いながら生活をしてきたたか子さん。普段、勉強している場所を見せてもらいました。
(たか子さん)
「注意障害によって、わずかな音などの刺激で気が散りやすくて集中が困難になってしまうので、音を遮断するためにも、個室を利用しています」


注意障害でわずかな雑音でも集中できなくなるというたか子さん。
個室の中で防音用のイヤーマフをつけて勉強しています。
(長友幸生記者)
「どんな勉強を今しているのですか?」
(たか子さん)
「今は前頭葉の部位のひとつである、補足運動野について勉強しています。自分の障害について知ったのは、最近なんですけど、ずっと違和感は感じていたので、自分の脳のことを知りたくて勉強を始めました」
