■世界室内陸上競技選手権大会 1日目(日本時間21日、中国・南京)
陸上の世界室内競技選手権大会が開幕し、ショートトラックで世界新記録を持つヤコブ・インゲブリクセン(24、ノルウェー)が1500mの予選に出場し、3分39秒80をマーク。この組1着で予選を突破した。
インゲブリクセンはレース前半、最後尾からレースを伺う様子を見せるも終盤1300mを越えると一気に加速。前方にいた選手を次々に追い抜くと、会場がどよめく圧巻の走りでトップでフィニッシュ。王者の貫禄を見せたインゲブリクセンは2組1着で23日の決勝に進出した。
2月にフランスで行われたWA世界室内ツアー・ゴールドの男子1マイルで世界新(3分45秒14)をマークし優勝したインゲブリクセン。このレースの1500mの通過は3分29秒63と室内での世界最高タイムを叩き出し1レースで2つの世界記録をマークした。
また、東京オリンピック™では1500mで金メダルを獲得。5000mでは昨年のパリ五輪で金メダル、世界選手権は2連覇(2022年オレゴン、2023年ブタペスト)と数々の大会を制している。
※写真はパリ五輪男子5000mに出場したインゲブリクセン選手

















