「まだ始まったばかり、十分挽回できる」監督の言葉で落ち着きを取り戻した東洋大大姫路の選手たち

 球場全体を味方につけて、好プレーを連発する壱岐。さらにはエースを襲ったアクシデント、それでも、東洋大大姫路の選手たちは落ち着いていました。岡田龍生監督の「まだ始まったばかり、十分挽回できる」の言葉に、落ち着きを取り戻すことができたと語った選手たち。2回から登板した木下鷹大投手が、140キロ台を連発する力強い投球で壱岐を抑えて攻撃のリズムをつくると、4回には、7番・渡辺裕太選手のタイムリーツーベースで2対1と1点差に迫ります。

 さらに5回、先頭の木下選手が自らのスリーベースヒットでノーアウト3塁のチャンスをつくると、トップバッターの渡辺拓雲主将がライトへのタイムリーヒットを放ち、ついに2対2の同点に追いつきます。