愛知県犬山市の職員2人が電話がつながっていることに気付かず、市民の外見を誹謗中傷する発言をしたとして、懲戒処分を受けました。

戒告の処分を受けたのは、犬山市の都市整備部に勤務する59歳の課長級職員と49歳の課長補佐級の職員です。

犬山市によりますと、去年12月に市の事業で街路灯を設置する際、土地所有者の市民の承諾を得ていなかった上、指摘を受けて撤去する際にも謝罪や説明をしませんでした。

その後、土地所有者の市民から説明を求められ課長級の職員が電話をしましたが、つながっていることに気付かず、課長補佐級の職員とともに相手の外見について誹謗中傷する発言をしたということです。

犬山市の原欣伸市長は、「不適切な発言を重く受け止め深くお詫びいたします」とコメントしています。