「手に入りにくくて、値段も高い」モンチッチがタイで爆発的人気

熊崎キャスター:
1974年に発売された日本生まれのキャラクターが、いま海外で人気になっているそうです。

タイからの観光客
モンチッチを見に来たの。旅行したりするときに連れて行くのよ」
「顔が可愛くて頬が赤くて、ここに毛があってまつ毛もあるのよ」

東京・浅草の「トイステラオ2号店」には、2024年ごろから、モンチッチグッズを求め、タイからの観光客が急増しているそうです。

タイからの観光客
有名人やインフルエンサーがSNSで紹介しているの。タイではかなり手に入りにくくて、値段も高いのよ」
「これは去年10月に日本に来た時に買ったの。『タイにないモンチッチを買ってきてほしい』と友達によく頼まれるわ」

「モンチッチ」がタイで爆発的に人気になっているということです。

きっかけはタイの国民的俳優、チョンプー・アラヤ―さんなどの有名人です。チョンプー・アラヤ―さんはインスタグラムのフォロワー数は1165万人ですが、他の有名人も載せたりして、「この可愛いキャラクターは何だろう」と、タイで流行しているそうです。

タイに進出したのは、2024年10月です。そんなに長いわけではありません。約4か月ほどで約30万個販売され、タイではなかなか買えなくなっているので、日本に来て買って帰るという状況なんだそうです。

ホラン千秋キャスター:
SNSに投稿されたら、半永久的に映像・画像が残るので、局地的に流行っても時代感や土地勘があまり関係なくなってきますよね。

歴史・時代小説家 今村翔吾さん:
日本のお土産で「骨董品」や「刀」が上位になっていますが、海外の人で骨董品の箱を捨てる人がいます。

でも、箱込みで骨董品なんです。茶器は何重にもある箱が大切なので、捨てないようにしてもらわないと、価値がどんどん落ちてしまいます。全部揃っているからこその価値です。

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<プロフィール>

今村翔吾さん
「塞王の盾」で第166回直木賞 受賞
歴史・時代小説家 30歳までダンス講師