特産のグリーンピースに被害です。阿久根市では寒気の影響で「ひょう」が降り、出荷前のグリーンピースに被害が出ています。
阿久根市の海岸沿いの畑。栽培されているのは、特産のグリーンピースです。本来は緑色の「さや」が、ところどころ白くなっています。ひょうが当たったあとです。
阿久根市では寒気の影響で、おととい18日の午後にひょうが降りました。
(農家 松木大成さん)「穴が開く寸前です。こうなれば売り物にならない」
農家の松木大成さん(53)の畑には、今シーズン、3回にわたってひょうや雪が降り、作物に被害が出ました。
(農家 松木大成さん)「来てみてびっくり、真っ白くなって。ひょうが当たったところが芯までちぎれている。踏んだり蹴ったり」「(収穫は)4分の1ぐらい」
グリーンピースはあとひと月ほどで出荷する予定でした。松木さんはタマネギも育てていますが、同じような被害が出ています。
(農家 松木大成さん)「折れて穴があいている。葉っぱがなければ、大きくなればいいけれど」
松木さんによりますと、ジャガイモ農家でも葉が黄色くなるなど、ひょうによる被害が出ているということです。