科学や数学など理系の分野に興味を持ってもらおうというイベントがアメリカ軍岩国基地で開かれ、日米の子どもたちでにぎわいました。

科学、技術、工学、数学の英語の頭文字をとって「STEMデー」と名付けられたイベントです。

日本人の親子456人と基地の学校に通う子どもたちが参加し、岩国工業高校の生徒とロボットを使ったゲームなどを楽しみました。
岩国工業高校3年
「自分たちのやってることとかに興味持ってもらうってことはうれしいですし、これでもし後輩になってくれる子がいたとしたらそれは喜ばしいです」

海上自衛隊のブースには南極の氷が展示され、訪れた人たちが氷の音に耳を澄ましていました。
会場には岩国基地の航空機や車両も並びました。
男子児童
「新しくておもしろいものがいっぱいあった。実験とかこれから役に立ちそうなものがいっぱいあったから」

イベントの責任者ジェームス・クー海軍大尉
「きょうは子どもたちにワクワクした気持ちで帰ってほしいと思っています。そして今後もっと科学分野を学んで将来のキャリアを築いていく上で生かしてもらえることを願っています」

主催したアメリカ軍岩国基地では今後、さらに多くの学校や企業に参加を呼びかけたいとしています。