「小銃開発の裏側」水際で阻止できた決死の捜査

実際にオウムが密造した自動小銃「AK74」は、現在も証拠品として、東京地検の地下倉庫に保管されています。

旧ソ連軍が採用していた高性能小銃で、「史上最悪の大量殺人兵器」とも呼ばれています。

実は教団幹部らは、地下鉄サリン事件から、遡ること2年以上前からロシアに渡航。この「AK74」に関する情報を収集し、信者たちに自動小銃の製造技術を習得させていました。

教団での計画名は現場責任者、横山真人元死刑囚のホーリーネーム「ヴァジラ・ヴァッリィヤ」に由来する「VVプロジェクト」。

清流精舎だけではなく、山梨県旧上九一色村にあった「第9・第11サティアン」でも部品の大量製造を行っていたのです。しかし、当時は…

西原さん
「正直、全く銃器を密造しているなどという情報は、一切入っていなかった。噂の類も含めてですね」

教団が秘密裏に進めていた計画。なぜ、強制捜査に踏み切ることができたのでしょうか。