3月も半ばですが、19日にかけて雪への備えが必要となりそうです。気象台は警報級の雪となる恐れもあるとして、注意・警戒を呼びかけています。

18日午後1時前の山口市の山あい、阿東地域の様子です。

湿った雪が降り、地面は白くなっています。
下関地方気象台によりますと、県内には強い寒気が流れ込み、中部・東部・北部の山地では、19日昼前にかけて大雪となる恐れがあります。

tys 渡辺敦 記者
「例年、ほかよりも少し早い春の便りを届けてくれる徳佐のシダレザクラですが、この寒さで開花は少し足踏みになりそうです」

山口市阿東徳佐の徳佐八幡宮のしだれ桜は、雪や寒さに耐えるようにつぼみを固く結んでいました。
19日の午後6時までの24時間に降る雪の量は、多いところで山地で40センチ、平地で5センチとなっています。

風も強まり、海上では日本海側で20メートル、瀬戸内側で18メートルと予想されています。
気象台は、雪を伴った暴風に警戒、積雪や路面凍結による交通障害に注意・警戒、また農作物の管理などに注意を呼びかけています。