DV被害などにより支援措置を受けている住民の戸籍謄本について、青森県八戸市が黒塗りすべき部分の処理をせず、誤って交付していたことがわかりました。

市によりますと、2025年1月上旬に県外の自治体から、DV被害などで支援措置を受けている住民の戸籍謄本について、一部を黒塗りするよう連絡を受けていました。

その後、支援措置対象者の相手方の弁護士から郵送請求があり、1月中旬に戸籍謄本を交付しましたが、黒塗りせずに交付したということです。

黒塗りする部分には市町村名が記載されていて、支援措置対象者からの電話連絡でミスが判明しました。

現時点で、支援措置対象者にトラブルはないということです。

市は「ご迷惑をおかけして申し訳ございません」とコメントし、再発防止に努めるとしています。